通常縦に切り抜いて加工する象牙印材を中心部分を横に切り抜いて加工することで木の年輪のような模様が入るプレミア度の高い部分を横目日輪と呼びます。 横目日輪は全ての象牙の中からとれるものではなく、美しい太陽のような模様のものは極めて希少性の高い部位でございます。
横に切り抜いて加工する関係上、芯の強度を保つために枠部分を通常より太く作成しております。
お手入れはこまめに
象牙横目日輪の木から切り出した木材は黄色がかっていて木目が細かいのが特徴で、そのためキメの細かい表面の美しさと粘り強さ、捺印性の良さを生みます。ただし朱肉の油が染みこむと劣化して耐久性が落ちてしまうため、使用後は朱肉をきちんとふきとると長く使用することができます。
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印材比較
※印材画像をクリックすると各印材のチャート図を表示・比較することができます。