マンションやアパートなどをお子さんが借りるときに親御さんが賃貸保証人になるというケースはよくありますが、借り主には実印は要求されないことが普通です。実印は重要契約の意思確認に使われるものであり、そうそう簡単に捺印したくないという心理を持つ方は多いものです。
大場
ただし、連帯保証人の場合、いざというときの賃料不払いなどのときの回収先としての意味合いもこめて契約の意思確認という意味で実印を求めることが多くなります。いざというときに実印での意思確認があればトラブルになっても責任を問いやすいということになります。
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押す場合には内容確認を
よく確認せずに保証人になってしまい借金の肩代わりを…という話はよく聴かれますが、そもそもその前にこのような保証人手続きでの実印と印鑑証明書の提出という場面があります。これを求められた場合はそれなりの意志と責任を負わされるるのだという意識を持つことが大切です。契約の内容をよく確認しましょう。
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