シャチハタは通常使用できません。
捺印のしやすさ、求めやすい低価格、朱肉のいらない浸透印方式などシャチハタの印鑑は手軽で便利ですが、銀行印に使用することは基本的にできません。理由としては大量生産品であるために複製品が簡単に入手できてしまうこと、朱肉でなくインクであることなどがありますが、一番大きい理由は印面がゴム製であることです。
なぜゴム製印面はダメなの？
ゴム印ではダメな理由は、複製可能性以前に印影が徐々に変化していってしまうことにあります。銀行印は登録の際に印影を登録しているため、劣化とともに印影が不符合となってしまいます。これを避けるため、最初からシャチハタでの登録はしないよう求められるのです。
大場
同様の理由で、ゴム印は一般的に銀行印としては登録ができません。木材、金属などの「硬い素材」で彫った印鑑を使いましょう。
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